2022/8/29

モンテッソーリ教育の始まりは療育!?

 

最近一気に涼しくなりましたね!公園を歩いていたら、どんぐりが落ちていてびっくり!!秋を感じ始める季節になりました♪

 

さて、話は変わりますが、モンテッソーリ教育の幼稚園や保育園も増えていますが、はじまりの原点は療育だったことはあまり知られていない話!

今日はその始まりのお話をさせていただきます♪

マリア・モンテッソーリは当時、医師として刺激のない劣悪な状況で生きている知的障がいの子どもたちと出会い、そこで見たのは、何もない部屋で指先を懸命に使い床に落ちたパンくずで遊ぶ姿でした。

その姿を見て、何もない部屋で子どもたちが唯一獲得できる知性への道だと思い、医学に教育をプラスした教育法を考案しました。

そしてモンテッソーリ教具は、障がい児教育の先駆者でもあるエドワード・セガンからヒントを得て作られているんですよ

また、教具だけではなく子どもに対しての【療育者としての大人の関わり方】と【モンテッソーリ教育者としての大人の関わり方】にも類似点が多くあります!

大学の論文で『モンテッソーリ教育と療育』について研究している時に、
東京のモンテッソーリ教育を取り入れた療育センターを見学しに行ったのですが、
そのまま今のモンテッソーリ教具を取り入れている物もあれば
障がいの程度や、発達段階に合わせて改良している物もありました。

一人ひとりの子どもに合わせた環境や関わり方がいかに大切なのか
そしてどのような教具だったら知性が育つのか、考えに考えぬいたモンテッソーリは凄いな〜と改めて感じます。

今ではよく聞く、非認知能力(偏差値ではなく、思考力や、決断力コミュニケーション力など)の大切さを100年以上も前に、モンテッソーリは気付いていたのに驚きです!

モンテッソーリ教育のそもそもの【始まり】のご紹介でした♪